突然ですが、快腸な毎日を過ごせていますか?
何日もお通じがない便秘、特に女性で悩んでいる人は多いですよね。
気持ちがスッキリしない、下腹がぽっこりでてきた、お肌の調子が悪い…など、便秘が原因の不調はいろいろです。
ずいぶん前になりますが、深刻な便秘に悩む何人かの女性が、いろいろな方法を試して便秘解消を目指すという番組を見ました。
そのラストで私の心に強く残ったのは、「この方法で便秘が解消するんだ!」ということではなく、残念ながら便秘を解消できなかった女性が落胆のあまり涙を流していたことです。
「そんなにつらいんだ…」
そうです、便秘の悩みは深刻です。
私も数年前までは便秘で悩んでいました。数日どころか1週間以上お通じがないことも…
お腹はパンパンに張って、下腹もカチカチ。
なんだか出そうだけど出ないのがなんとも不愉快でした。
便秘って、どうやって解消すればいいのでしょうか。
考えてみました!
便秘の原因
まずは、どうして便秘になってしまうのかを考えてみましょう。
・女性ホルモンの作用
月経前に体がむくんでしまった経験はありませんか?
排卵後には女性ホルモンである「黄体ホルモン」「プロゲステロン」が増えます。
黄体ホルモンやプロゲステロンは、体に水分や塩分をため込むように指示を出します。
そのため、大腸の壁から便の水分も吸収してしまいます。
その結果、便が硬くなり出にくくなるのです。
・無理なダイエット
やせたいと思うあまり、極端に食事を減らすと便になるもの自体が少なくなります。
また、便の量を増やす食物繊維や、便の滑りをよくする脂質なども不足しがちになり、便秘の原因となります。
さらに、むくみたくないからと水分を控えることも、便を硬くして出にくくしてしまいます。
しっかり食べて、たくさん出しましょう!
・我慢してしまう
忙しかったりトイレに行くのが恥ずかしいと思って我慢していると、体が適応して最初は感じていた腹痛や便意を感じなくなっていきます。
便意が消えると腸の動きもストップし、やがて自律神経の働きも鈍くなり、便秘が常習化してしまうのです。
我慢は絶対にいけません。
便秘の改善法
・腸を刺激する
ヨガのねじりのポーズで、腸を刺激し動きを活発にしましょう。
1、ヨガマットの上で、足を伸ばして座ります。
2、左ひざを立てて体を左の方にねじり、右ひじを左の膝に引っかけます。
3、そのまま5回深呼吸しましょう。
- 反対側も同様に行いましょう。
・水分を摂る
さきほど説明しましたが、水分不足は便を硬くします。
意識して水分を取りましょう。
アルコールやコーヒー、紅茶、緑茶などは利尿作用があるのでかえって水分不足を起こします。
お水や白湯を一日に約2リットルを何回かに分け、少しずつ飲みましょう。
私の場合
私も数年前はかなり深刻に便秘に悩んでいました。
1週間出ないのは当たり前で、いつもお腹が苦しくて、強い便秘薬を飲んでいました。
どうにか薬をやめたいと、いろいろ模索していた時に書店で「腸もみ」の本に出会いました。
本当は、「お腹を激しく動かすベリーダンスの教本なんてないかな~」と探していたのですが、
どうしてもその腸もみの本が気になり、結局そちらも購入しました。
「腸もみって本当に効くのかな…」と最初は半信半疑でしたが、数週間続けると期待以上の効き目が表れました!
大きくて長い立派な便が、きちんと毎日出るようになり、本当に感激しました。
あと、オススメなのは「ドローイン」です。
ドローインとは、体幹トレーニングのひとつで、簡単に言うと、お腹をへこませたままで呼吸をするのです。
道具もいらず、年齢も運動神経も関係なくできるのでるので安心ですよ^^
1、マットの上に膝を立てて、仰向けに寝ます。
2、腹式呼吸を2~3回行います。
3、息をゆっくりと吐きます。
4、お腹がぺちゃんこになり、これ以上は吐ききれないというところまで吐き出します。
5、4の状態を保ちながら浅い呼吸を何度か繰り返します。
- 浅い呼吸を10~30秒ほど繰り返したら、元に戻します。
お腹の左右に手を置いてやると動きがよくわかっていいですよ!
ここでひとつ注意なのですが、このドローインは強烈に効きます。
必ず最初は1回から始めて、様子を見てくださいね!
私はやりすぎてお腹ゴロゴロになり、トイレからなかなか出られませんでした汗
最後に、以前長年の便秘に悩んでいる人が「すごくいいものをみつけた!」と
紹介してくれたお茶がありました。
確かにそのお茶はよく効いたのですが、続けて飲んでいると激しい吐き気に襲われるようになり、結局飲むのをやめてしまいました。
本当に苦しかったです。
どうやら海外から輸入したお茶のようでした。
こういうこともあるので、どうか気を付けてくださいね。